好しよしではなかったヨシガモ
2017年 02月 24日
池があるのか。
ナビがなければ通り過ぎてしまうそんなところに、
ヨシガモが数羽いると友人が教えてくれた。
然るべき所に行けば楽に撮れるであろうヨシガモが、
山の中の溜池にひっそりと居るところが気に入った。
車で木陰伝いに池の端へそっと近づいた。
池の中ほど百m以上離れたところに5羽が居た。
未だこちらに気付いてなさそうだ。
ここはじっと辛抱、近づくのを車内で待ちつづけた。
数十メートルくらいになったとき、車の窓にカメラを載せた。
泳ぐ向きが縦から横に、何となく離れていく。
さればと音なしのプリウスを極々ゆっくり動かした。
少しつめたかと思ったが今度は向こう向きになって離れていく。
天も味方しなかった。
ただでさえも日陰側は黒く写るのに陽射しがなくなり、
目玉の輝きも緑色にピカッと光るところもなくなった。
こうなればただの鴨。完敗!
この駆け引きが野鳥撮りの面白味。
さあ次はどうしたもんか。
左茶色は雌
ナポレオン・ハットのポーズも一応は撮った、でも色合いが・・・?