エゾライチョウが撮れた!!
2014年 07月 12日
エゾライチョウ♀
大雪山が遠望できる高原の牧場の中の道路を下っていた。
野鳥が道路脇の藪に飛び込んでいった。
えっ!ウズラ?
先月のEテレ「さわやか自然百景」で、
エゾライチョウが雛を連れ林道に出てきていた。
何処にでもいるわけでもなく、
警戒心が強くて見るのも難しいということだった。
ひょっとしてさっきのはエゾライチョウ?
それから2日後に3度も出会えようとは思いもしなかった。
この日は朝早く宿を出た。
大雪山の銀泉台からコマクサ平に向かって赤岳登山道を歩いていた。
蝶友がアッ!エゾライチョウ!!と叫んた。
ヒヨコが2羽見えた。直ぐに隠れていった。
しかし、その先のうす暗い中に親が居た。
こちらを牽制しながら次第に見えなくなっていった。
それからちょっと歩いたところでブロック積みの擁壁に、
先ほどよりも大きな雛連れの親子が飛び上がって姿を消した。
登りがきつくなってきたところで聞き慣れない野鳥の声が聞こえて来た。
遠くの高い枯木の天辺近くにホシガラスが止まっていた。
それにカメラを向けようとしたとき右手下から、
ダケカンバの枝に飛び上がってきた野鳥が目の端をかすめた。
エゾライチョウの雌だった。
なんと!近い!!目の前だ!!!
こちらが動いても身じろぎもしなかった。
屹度近くに雛がいるのだろう。
いったいどれほどシャッターを押したやら。
その場を離れるときもじっと見送ってくれていた。
レンズの距離計で約7メートルだった(300mmレンズでノートリ)
飛び上がって来たときの姿、冠羽を立てて緊張している。
2度目に出会った時のエゾライチョウ♀ 目の上に微かに赤みが
お見送り恐縮 やっと行ったかというところか この時には緊張が解けていたのか冠羽はぺちゃんこだった
この日は七夕、出会いのチャンスが我らにもあったということか!