尾根道のギフチョウ コバノミツバツツジで
2014年 04月 04日
尾根道はコバノミツバツツジが満開だった。
そこから僅かに下った辺りから下はまだ蕾が膨らんだ程度だった。
ここは周りを山で囲まれた里、
夜の冷気が溜まりやすいところなのだろう。
普通 標高が上がるほど気温が下がる。
でもこの尾根は逆だった。
さほど高くない地形ではこういう逆転現象が起きるのかも。
シーズンインしたばかりのギフチョウが、
ツツジに吸蜜に飛来する所は今はここしかない。
一昨日登ったときには見られなかったギフチョウが、
昨日は日当たりのよい尾根道を行ったり来たり活発に飛んでいた。
けれど満開のツツジに飛来する気配が感じられなかった。
ここに見切りをつけ、尾根のピークから少し下がったピークに移動した。
ここでもときおりミヤマセセリやヒオドシチョウと絡んでは飛び回っていた。
突然、尾根道からわずかに外れたツツジに飛んでいった。
すわっ!吸蜜か?!
こちらも足元を構わず藪に踏み込んだ。
半日以上待って僅か1分あまりのチャンスだった。
飛び続けるギフチョウ♂ 手前にやって来た飛びモン狙いは全滅だった
陽が陰ると途端に地面に降りるギフチョウ こんなシーンは味気ない