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2012年 06月 30日

ミドリシジミ その1

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朝の7時半ころ現地に入った。
下草が朝露に濡れている。
それに降りたミドリシジミを探したが見つからない。
近くのハンノキ(ミドリシジミの食草)を叩くと寝ぼけ眼で落ちるようにススキに止まった。
さあいつ開くか、持久戦の始まりだ。
でも開かぬなら開けて見せようホトトギスいやミドリシジミ。
LED懐中電灯で照らしてみた。
2分も経たないうちにじわじわと開き始めた。
照らすのをやめると閉じてしまう。
明らかにライトに反応している証拠。
(よって照らしながらシャッターを押すことも)
反応が遅い個体でも5分とかからなかった。
ところが9時を過ぎると開くまでの時間が次第に長くなった。
待てよ、開翅まで30分以上掛ったのでは、ほっといても開いたのではないかと疑問が湧いた。
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しかし♀は手強し。この手は通じなかった。
その気になるまで待つよりほかにない。
(これについては後程)

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by tsutsujioka | 2012-06-30 00:00 | | Comments(0)
2012年 06月 29日

オオミドリシジミ


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オオミドリが出ていると聞いていた。
梅雨の時期、天気が定まらない。
この蝶は日差しがなければ飛び出さない。
しかも10時45分に活動タイムが終了し姿を消す。
この日は曇り空、天気予報は昼から晴れ。
薄日が射すのを期待して8時過ぎにピークに上った。
陽射しがあれば既に飛んでいるはず、やはり姿がない。
次第に空が明るくなってきた。
するとたちまち姿を現し、テリ張りが始まった。
葉上の姿にカメラを向けたらもういない。
スクランブルに飛び出していた。
あちらこちらで卍巴飛翔をやっている。
それが解けたら葉上に戻ってくる。ときには目の前のこともある。
さらに日差しが強くなると下の方の葉っぱにも止まる。
そこが狙い目だ。

2時間あまりのテリ張りと卍巴飛翔ショーを楽しんだ。
10時45分幕が降りた。こちらもピークを降りた。

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ピークの麓の水田跡、水枯れで絶滅したかと思われていたが、しっかりと生き残っていた。
こういうのを見るとホッとする。身近に観られる貴重な場所だ。大事にしよう。
体長16~19ミリ、日本最小のトンボ、赤色が♂
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そこからさほど遠くない別の場所、毎年通いながら気づかなかったグンバイトンボ、
それがそこにいると認識していなければ見えてこない。
♂にだけ軍配が付いている。トンボの古い本を見てみると珍種として扱われるそうだ。
それが我が市内にいたとは!
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Oさん ありがとうございました。
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by tsutsujioka | 2012-06-29 00:01 | | Comments(0)
2012年 06月 28日

ヒロオビミドリシジミの開翅


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2年ぶりにヒロオビミドリシジミを撮りに行った。
ずいぶん木の背丈が伸びていた。
以前は葉上の開翅を目線下で撮れたものが今回は良くて目線レベルだった。
これでは全開翅を撮るには下草上の開翅を狙う以外に手はない。
それには朝の6時ころには現地に入っていなければと聞き、
行ってみたがその機会を探しえなかった。

V字開翅の♂ 
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葉上で見張っていて侵入者を追いかけ飛び出していった
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2頭で縄張り争い飛翔をする  くるくると位置を変え飛び回る
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by tsutsujioka | 2012-06-28 00:01 | | Comments(0)
2012年 06月 23日

ウラキンシジミ


ウラジロミドリシジミのポイントでウラジロミドリシジミよりも先に発生していたウラキンシジミ♂。
見てから2日後に行ってみたが同じところにまだいた。
ここではこの一頭だけしか見られなかった。

叩き出し竿の気配で飛び出して葉上に止まったウラキンシジミ♂
この後同じ木の別の葉っぱに飛び移り葉裏に回り込んだ。
このまま夕刻の活動飛翔までいるのだろうか。
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以下は在庫からウラキンシジミの♀を
逆光で縁毛が輝くのを狙ってみたのだが…
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by tsutsujioka | 2012-06-23 00:01 | | Comments(0)
2012年 06月 22日

ミズイロオナガシジミの開翅


 
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ウラジロミドリシジミの活動時刻までの間、付近の山道を探索した。
 シーズン当初はなかなか見られなかったミズイロオナガが嘘のように数多く見られるようになった。
しかしそれだけ多く見てもまだ開翅を見ていない。
それを撮りたいと思って歩いていた。

その幸運がやって来た。
山道のコンクリート上にぽたりと落ちてきたミズイロ。
地止まりは絵にならないと思っているうちに飛んで蝶友が背負ったザックに止まった。
背中から降ろしてもまだ止まっていた。
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しばらくして緩やかに飛び上がりすぐ横の笹の葉上に止まった。
背伸びしてやっとの高さ、それに笹の葉の前被り。
モジモジしてやおら翅を開き始めた。おぉ!!
開翅の瞬間だ!
飛ぶ前に写せる位置をと焦りながら探ったが見いだせない。
それでもどうにか一枚残すことができた。

山道で撮った上とは別の個体 口吻は黄色なんだー、写真にして分かった。
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上記の前日撮影 フラッシュの閃光に反応して一瞬翅を開いた
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by tsutsujioka | 2012-06-22 01:30 | | Comments(0)
2012年 06月 21日

ウラジロミドリシジミの開翅


栗花とともにミドリシジミ類のシーズンがやって来る。
 ウラジロミドリシジミは我が家からさほど遠くない山里のナラガシワで毎年発生している。
今年もその開翅を撮りに6月初旬から10日ほど通った。

 この蝶が活動を開始するのは17時ころから18時30分ころまで。
その間は、ナラガシワや付近の下草で休んでいるようで、ときおり飛び出してくる。
朝一は羽化直後の個体が下草を這い登ってきて時には翅を広げるという。
その瞬間を期待して7時ころから探してみたが今年も出会えなかった。

16時55分 ナラガシワの葉上で5分間くらい開翅後活動飛翔に移った。
全翅を写せた今年一番の開翅姿勢だった。
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10時10分 ナラガシワを竿でそっと叩いたところ飛び出して近くの葉上に止まり開翅、
持参の脚立に上がったが足場を確保できず撮影角度が今一。
開翅の機会に恵まれてもこのように思うような角度で撮れないのがほとんど。
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17時50分ころからナラガシワの葉の奥を覗き込むように入れ代わり立ち代わりやって来た。
その立ち寄る瞬間は一秒もない。それを置きピンで撮影。
NIKON D7000 300mm F4 SS1/250 内蔵フラッシュ使用
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ナラガシワの葉柄の付け根に出た樹液を舐めている♂(在庫から)
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♂と比べてやや茶色がかっている♀
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雨後の朝 葉上で開翅する♀ (在庫から)
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by tsutsujioka | 2012-06-21 18:00 | | Comments(0)
2012年 06月 20日

ウラクロシジミの開翅


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今シーズンこそウラクロ♂の開翅をものにしたい。
そう思いながら出かける日を蝶友と計っていた。
梅雨空のうえに季節外れの台風4号がやってきている。
週刊予報ではこの先の天気は望めない。
 
遠くまで出かけて空振りはしたくない。
でも遅れると羽化直後の綺麗な雄の個体が見られなくなる。
空振り覚悟でこの日に行ってみることにした。

 現地に着いてすぐに叩きだし竿で草木を叩いてみた。
しかし一向に飛び出してこない。
やはりフライングかと気が抜けかけていたとき、
一頭のオスが食草のマンサクから飛び出してきた。
ほかにも数頭、よく見ると擦れた個体もいる。
もう出ていたのか、もう少し早く来ればよかった。

夕刻には雨が降りそうな空模様になってきた。
あちらこちらでウラクロ♂が翅表の銀白色を輝かせ樹冠を飛び交った。
これを執拗に狙ったが、幾枚かはファインダーに捉えるも焦点を合わせられず完敗。
 でもこれだけの数を一度に見られて満足満足。

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食草のマンサクの葉上で翅を閉じて止まっている姿をフラッシュで写したところ、
光に反応して一瞬翅を開いた。願ってもない開翅が撮れた。
しかしこれっきりだった。
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見る角度によって微妙に変わる翅表の色彩が魅力的だ。
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10.5mm魚眼レンズに1.4倍のテレコンバーターを装着して撮影
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下は一昨年に上記の撮影ポイントからさほど遠くないところで撮ったもの。
この時は山道を登るにつれモヤが薄くときには濃く流れてきた。
それが薄れ微かに出た日差しの下で開翅するウラクロシジミの♀。
初めて撮れたウラクロの開翅だった。
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 そうそう、開翅させるにはLED懐中電灯で照らしてみるとよいと聞いていた。
そこで触れるくらいまで近づけてみた。
当初僅かに身を動かしたように見えた。
しかし、嫌がって飛びはしなかったが通じなかった。
種によって好みの光の波長があるのだろうか。
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by tsutsujioka | 2012-06-20 00:00 | | Comments(2)
2012年 06月 11日

ピッカピカのゴマダラチョウ

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ミスジチョウを撮りに行った。
家からバイクで15分もかからない。
バイクのスタンドを立てる間もなくゴマダラチョウがやってきて周りを飛び回った。
急いでカメラを用意した時には足下に止まって吸水を始めていた。
300mmのレンズでは近すぎる。
短い足を爪先立ちでフォーカスするがふらついて定まらない。
飛んでも止む無しと後退。やはり飛んだ。
でもまたすぐ戻ってきた。今度は少し余裕があった。
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蝶目線で撮ってみよう。
ジワリと体を沈め腹這いになった。
焦点を合わせられる距離になるまで匍匐前進ならぬ後退。
カメラを持っての後ずさりはしんどい。
でもゴマダラチョウの翅裏と鮮やかな黄色い口吻とを収めることができた。

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頭上でバサッと音がしてガサガサと葉っぱが鳴ってどさりと落ちてきたオニヤンマ
銜えているのは? そう、ゴマダラチョウ。目玉が半分くらい食われていた。
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 バサッという音は飛んでいるゴマダラチョウをオニヤンマが空中で捕えた体当たりの音
つぎのガサガサは重くて飛べず葉っぱに引っかかりながら落ちてくる音
ドサッはもちろん地面に落ちた音
 音の解説は蛇足でしたかな。

さて、目的のミスジチョウはさっぱりダメだった。
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by tsutsujioka | 2012-06-11 00:01 | | Comments(0)
2012年 06月 10日

藪の中のミスジチョウ

今年もこんな場面を期待したのだが・・・
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 小学生のころ、家の裏に流れる谷川には沢蟹やエビがいた。
その谷沿いを見て歩くのが採集コースの一つだった。
 ある日 普段見慣れているコミスジよりも大柄なそれを捕まえた。
しかし斑紋がどこか違う、ひょっとしてこれ?ミスジチョウ!?!
間違いない、そう思ったとき手が震えたことを思い出す。
しかし、それ以後私の家の辺りでは見たことがない。
何とも貴重な一頭だった。

 そのミスジチョウが、我が家から見える山の麓に生息していることを知ったのは数年前だった。
ひょっとしてあの時のミスジチョウは風に流されそこから飛んできたのかも。
そう思いながら今年も写しに出て行った。

たき火跡で吸水
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今年は吸水しているところに出くわすことが多かった。
葉っぱ止まりで緑バックの綺麗な場面をイメージしていたがチャンスを見いだせなかった。
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撮れたミスジチョウは鍵穴を覗くような藪の中。
ステルス型でこれではミスジチョウかどうかも分からない。

ミスジチョウが羽化しだすのは5月末から6月はじめ、それから1か月後 翅が傷みながらも生きながらえたものよ!
来年は食草のもみじに止まった綺麗な個体を期待して
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御岳ロープウエイ乗り場付近のブルーベリー畑にて さすが高い山の上 8月 遅くまでいたものだ
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by tsutsujioka | 2012-06-10 00:01 | | Comments(0)
2012年 06月 09日

ヒメヒカゲ


ウラゴマダラシジミが飛び始める夕刻までの間、
そこからさほど遠くないヒメヒカゲの生息地へ移動した。
ここは保護活動のおかげで撮影できる有難いポイントだ。
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 ヒメヒカゲは日陰という名がついているが、
日中明るい草地の上を低く緩やかに飛ぶ。
飛んでは草木の陰などに止まる。
そんなところに止まられては草被り枝被りで写し辛い。
もっと良いところに止まってほしい。
そっと驚かさないように近づいて飛んでもらう。
飛びが緩いといえ相手は飛びもの、斜面を行ったり来たり案外早い。
 こちらはそれを追っかけ右往左往、イバラ、サルトリイバラに行く手を阻まれ見失うことも。
 相手がもうあきませーんというまで、ヘバヘバの体力勝負が続く。


もうそれ以上来るなと言わんばかりにイバラの向こうに止まった。
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止まった直後2,3度翅を開けるときもあり翅表を写すチャンス、でもタイミングを合わすのが難しい。
翅表はなかなか地味な色。しかし角度によって色合いが変わる。これは生チョコ色かな。
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水が染み出しているところに生えているモウセンゴケ、花が咲いているときだった
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今回も新鮮な個体が多かった。
もう十分というほど撮ってきた。否そのはずだった。
しかしパソコンに取り込んでみるとゴミの山。
そこで昨年のものを、お蔵入りさせるのも忍び難しとばかりに揚げてみた。

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うん!前から撮るの?口髭を誇示するヒメヒカゲ
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活動されている方々のご苦労に敬意を表します。

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by tsutsujioka | 2012-06-09 00:00 | | Comments(0)