満腹のオオタカ
2016年 11月 30日
羽毛をむしり取るオオタカ そのすぐ左横の白いものは飛んでいく羽
嗉嚢を大きく膨らませて食べること食べること!獲物は手前のヨモギの陰に
休み休み食べ続けた後食い残したものを持って飛び去った
かつてオオタカがヒドリガモの羽毛を池のほとりでむしり取っているところを撮影した。
水面に居る水鳥をどのようにして捕まえるのか?
あと10分早ければ見られただろうにと残念に思った。
それから数年たって幸運に恵まれた!!
当初カメラを構えたところからは200mくらいはあっただろう、遠かった!
近づいてオオタカの迫力ある姿をばっちり撮りたい。
5分くらいはじっとしているだろう、余裕はありそうだ。
そう思ったときには重いカメラを担いで走り出していた。
前方に流れがあった。
普段靴で踏み込むことを一瞬躊躇った。
しかしもうこんなチャンスは来ないだろうと思い切って水に入った。
幸い足首くらいしかなかった。
小さい洲のようなところに上がったが前方の草丈に遮られた。
もう一筋流れを渡った。
今度は草や蔓や枯草木竹などが絡みついてきて進むのに難儀した。
背をかがめ危なっかしい姿勢でやっと見通せるところまで来た。
それでもオオタカまでは数十メートルあったか。
オオタカはこちらに気付いている様子。
もうこれ以上は進めない。
不安定な草の上に三脚を立てシャッターを押し続けた。
完
余韻
参照 ウィキペディア
素嚢(そのう)は消化管の一部分で、膨らんだ形状をしているうえに管壁が厚くなっており、消化に先立って食べたものを一時的に貯蔵しておくための器官である。嗉嚢とも表記する。