待ちぼうけでなかったクロツ
2016年 04月 28日
モチツツジにくっ付いたかのようなクロツバメシジミのペア
そろそろクロツが発生してもよいころ。
陽射しに暖められた岩肌を添うように降りてくるはず。
その崖下を檻の中の熊のように行ったり来たりした。
1時間以上は経っただろうか、今日も外れかと思ったとき、
下草に突然クロツが現れた!
さらに5分ほどしてもう1頭が崖に沿うように降りてきて下草に止まった。
先の個体がそれに向かって飛び出した。
続いて後から来たもう一頭がその先を行くように飛び出した。
先に飛び出した方がそれを追いかけた。
すわっ!交尾?
今季初見でいきなりとは!
♀(上)の左下に並んで尻尾をU字型に曲げて交尾する♂(下)
くっ付いた後はときどき位置を変えるので目を離していると雌雄どっちがどっち?多分上♀
交尾中に開翅する♀
撤収しようとしたとき現れて、水が染みている苔で吸水するクロツ、先のと別個体か否か不明