イブキシモツケに訪花吸蜜したクロツバメシジミ
2014年 05月 08日
イブキシモツケで吸蜜するクロツバメシジミ(準絶滅危惧種)
岩場は午後から日が当たる。
2日前に行ったところへ14時前に行ってみた。
予想は外れ? ・・・・!
ここのクロツの数はごくわずか。
出会える機会はそう多くない。
日が当たらなくなるまで待つことにした。
1時間くらい経っただろうか、岩場の高い所から、
葉っぱが落ちるように小さいクロツが舞い降りてきた。
しかし、2mくらいの高さから下には降りて来なかった。
後を付けながらそれよりも低いところを待ち受けた。
けれどチャンスはなかなか来なかった。
おいおい何処へ行く?
岩場から離れ花が咲く小さな木に飛んでいった。
吸蜜か?イブキシモツケ!白い花!
絶好の機会が到来した。
しかし こんな時に限って風が吹く!!
揺れる!揺れる!
花にしがみつき吸蜜するクロツに焦点が合わなかった。
焦る!焦る!
一瞬でも風が弛んだすきにシャッターを滅茶押しした。
5分足らずのチャンスだった。
岩場に戻ったところへもう一頭がやって来た。
同時に2頭!
後から来たのは翅表の鱗粉の擦れ具合から一昨日見た個体のようだった。
しかし、後翅にはスリットが入り大分傷んでいた。
さらにもう一頭、先の2頭が居なくなった後でやって来た。
おそらく3頭目だったのではなかろうか。
日陰になりだした17時前まで粘ったが、見たのはたったこれだけだった。
食草の小さなツメレンゲに産卵行動するクロツ