営巣しているかな ミソサザイ
2014年 05月 04日
この日は天気予報では午後から晴れ間もあるということだった。
それでは遅い、ギフチョウも飛ぶことは無かろうと思い、
少々遠くなるが気になるミソサザイを見に行くことにした。
現地では4年前から住人と知り合いになり1年ぶりの再会をした。
その方曰く、この谷の下流の斜面でミソサザイが穴に潜り込んでいくと。
その場所を話してくれるが、似たところが多くてピンとこなかった。
取り敢えず毎年見られる谷へ行くことにした。
そこではこの時期鳴き声が聞こえるはず。
しかし谷は水の流れる音がするばかりだった。
しばらくじっと我慢の時が過ぎていく。
流れの辺りを見ているとき動く鳥影が目に入った。
それはまさしくミソサザイだった。
水際から岩陰に飛び上がっていた。
巣材はくわえていなかったが、毎年見られるその辺りに巣があるのだろうか。
それとももう抱卵しているのだろうか。
帰りに立ち寄った住人の家は留守だった。
教えてもらったポイントは結局分からずじまいに終わってしまった。
行きがけの駄賃のオオルリ 毎年この辺りで見られる
薄暗いところを保護色の小さい鳥が動くので目を離すと見失う
私を前にして羽繕いを始めたミソサザイ