2012年 06月 20日

ウラクロシジミの開翅


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今シーズンこそウラクロ♂の開翅をものにしたい。
そう思いながら出かける日を蝶友と計っていた。
梅雨空のうえに季節外れの台風4号がやってきている。
週刊予報ではこの先の天気は望めない。
 
遠くまで出かけて空振りはしたくない。
でも遅れると羽化直後の綺麗な雄の個体が見られなくなる。
空振り覚悟でこの日に行ってみることにした。

 現地に着いてすぐに叩きだし竿で草木を叩いてみた。
しかし一向に飛び出してこない。
やはりフライングかと気が抜けかけていたとき、
一頭のオスが食草のマンサクから飛び出してきた。
ほかにも数頭、よく見ると擦れた個体もいる。
もう出ていたのか、もう少し早く来ればよかった。

夕刻には雨が降りそうな空模様になってきた。
あちらこちらでウラクロ♂が翅表の銀白色を輝かせ樹冠を飛び交った。
これを執拗に狙ったが、幾枚かはファインダーに捉えるも焦点を合わせられず完敗。
 でもこれだけの数を一度に見られて満足満足。

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食草のマンサクの葉上で翅を閉じて止まっている姿をフラッシュで写したところ、
光に反応して一瞬翅を開いた。願ってもない開翅が撮れた。
しかしこれっきりだった。
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見る角度によって微妙に変わる翅表の色彩が魅力的だ。
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10.5mm魚眼レンズに1.4倍のテレコンバーターを装着して撮影
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下は一昨年に上記の撮影ポイントからさほど遠くないところで撮ったもの。
この時は山道を登るにつれモヤが薄くときには濃く流れてきた。
それが薄れ微かに出た日差しの下で開翅するウラクロシジミの♀。
初めて撮れたウラクロの開翅だった。
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 そうそう、開翅させるにはLED懐中電灯で照らしてみるとよいと聞いていた。
そこで触れるくらいまで近づけてみた。
当初僅かに身を動かしたように見えた。
しかし、嫌がって飛びはしなかったが通じなかった。
種によって好みの光の波長があるのだろうか。
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by tsutsujioka | 2012-06-20 00:00 | | Comments(2)
Commented by ドクターT at 2012-06-20 06:16 x
一昨日山の上で会った者です。綺麗な写真ですね!私は丁度活動時間に着いたのでまったく停まってもらえませんでした。翌日も登りましたが、台風のため全く飛んでませんでした。
Commented by tsutsujioka at 2012-06-20 22:08
台風とともにお帰りになったのでは。遠くから来られ一日違いでしたか。
ミドリはイソノキを叩け。昨年それを見ましたが気にもなりませんでした。気を付けます。勉強になりました。


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