2012年 06月 06日

ミカドアゲハ


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子供のころ保育社の原色日本蝶類図鑑を見て蝶の名を覚えた。
ミカドアゲハは、普段見かけるアオスジアゲハに似ているが南の方にしかいない蝶だ。
どの辺りにいるのか今でこそネットで調べれば見当がつくが、当時は分からなかった。
たとえ分かったとしても子供が簡単に行って帰ってこられるような状態ではなかった。
ゆえにいつかは見てみたい憧れの蝶の一つだった。
 その思いは蝶友も同じだった。そこでいつ出かけるか時期を測っていた。
出かける前日、ミスジチョウを撮りに行ったとき初対面のIさんに具体的なポイントを教わった。
それで一気に出かける気になった。

初見初撮りのミカドアゲハ♂

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現地に着くと既に採集者が2人いた。大阪ナンバーだった。
なんだか嫌な雰囲気に包まれた。
彼らとは距離を置きミカドアゲハの飛来を待っていた。
そこへ一頭吸水にやって来た。
採集者よ来るなよ!と念じながらシャッターを押し続けた。
これが初めてのミカドアゲハだった。
幸いにも彼らには見つからずに姿を消した。
しかし手放しで喜んでもよいはずがそうもいかない妙な気分が残った。

そのあと、つぎの飛来を待ったが一向に現れない。
採取者との嫌な思いをする前に別場所へ移動した。

そこには多くのミカドアゲハが飛んでいた。
しかし行く時期が遅かった。
ミカンの花で吸蜜するところをイメージしていたが、
花には蝶を集める魅力が残っていなかった。
 代わりに10メートルはあろうかと思われるセンダンの花に集まっていた。
これでは遠すぎる!
野鳥撮影に使用する500mmレンズを携行したのが幸いした。それでも遠かった。
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ここの人たちはミカドアゲハに関心が高い。先ほどのところとは大違い。だから数も多いのか。
地域で保護をしている様子だった。
それでも幼虫や卵を採りに来るやつがいるとか。
地域の宝物を盗むなんて!情けない分別のない輩よ。

 さて、一通り撮り終えて帰り際、彼らの食草のオガタマノキ(訂正しました オダマキは書き違いでした)を見に行くことにした。
万が一、ミカドアゲハが現れるかもしれないと思い300mmレンズを携えた。
それがどうだ!
民家の庭先に植えられたウメモドキの花に一頭来ているではないか!
目の高さしかも3メートルも離れていない。なんという幸運か!
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この後このお家の方とも話をさせていただいた。
ミカンはゴールデンウィーク明けから20日までくらい、
そのころはカメラマンも多いということだった。
来年再度寄せてもらいますと挨拶をして現地を離れた。

参考 アオスジアゲハ

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by tsutsujioka | 2012-06-06 06:06 | | Comments(2)
Commented by ai_and_ai at 2012-06-06 12:53
こんにちは。ブログ拝見させていただいてると臨場感に浸ります。赤いシジミ、ミカドアゲハ!蝶にも興味が湧いてきましたが?
Commented by tsutsujioka at 2012-06-06 23:39
こんばんは、鳥を求めてあちらこちらに行っておられますね。毎日見せて頂いています。蝶は絶好機を迎えています。当分蝶になりそうです。
ところで興味が湧いてきましたが、の次の?の意味は・・・。鳥と同じですよ、やらねば覚えられませんよ。


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